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球磨川・川辺川流域のヤマセミは通年つがいで行動する-7

 球磨川・川辺川流域は人吉盆地を縦貫しているため真夏の暑さは尋常ではない。しかし川辺川などの水温はそう高くならず、大型の鮎やオイカワ、ウグイ(イダ)など順調に育つ良い時期ではある。所々鮎釣人が瀬の部分に入っているが、こうしてヤマセミのつがいが普段通りの生活を繰り広げる近くには釣り人の姿は無い。川辺川・球磨川流域では釣り人が河原に居る場合、全国他のエリアほど神経質ではないが、100m程度は離れて活動する。ヤマセミたちは釣り人がどういった性格の生き物か良く理解していて、自分達に危害を加えたりはしない事をよく知っている。