●撮影者を威嚇する4月のヤマセミ
2011年の春、崖から突き出た樹木の枝に留まっていたつがいが、盛んにこちらを気にして鳴いていたと思ったらまっすぐこちらに向かってきた瞬間の画像がこれ。このつがいは2~3日まだ繁殖期独特の行動をとらないでいるので、割に落ち着いていて羽根休めをしていたと視受けた。普段は静かな場所なのだが日曜日だったので人出が多く気が立っていたのかもしれない。望遠レンズの大きな鏡面が気になったのかもしれない、手持ちの撮影者めがけて威嚇に来たようだ。こちらの場所の方が高い位置に在るのも気障りだったような気がする。ヤマセミは自分より上からの脅威を非常に気にする事が普段のトビやその他の猛禽類との関係・観察で判っていた。しかし二羽とも鳴きながら威嚇するのでこの日の撮影は早々に引き揚げた。