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● 交尾行動 その他-1

 このページの交尾は完全に終了したか否か定かではない。初めての交尾目撃であった為、まるで準備をしておらず露出もオーバーになってしまった。いつもに比べて異様な接近をしているので「何かあるのでは?」というくらいの予知しか出来ず無我夢中でシャッターを切ったのがこの結果。露出オーバーが逆に幸いして動きと背景に差が出来て見やすいかもしれないが撮影者としては極めて残念。
しかし、一連の起承転結は理解して頂けると思う。今年2013 年の交尾行動と全く同じ架線上で時間はちょうど1 時間ほどおそい午前10 時。これ以外のつがいの交尾は同じカップルが1 日2 回というのを撮影できているが昼過ぎであったり時間的な決まりはない様子。川辺川の例で行くと午後2 時半などという例も有る。このつがいは2 年間同じ場所でほぼ同じ時刻の交尾、別の1 日2 回のカップルも同じ場所の同じ樹の枝で向きを変えて行っていた。ヤマセミは縄張りが非常に厳しいので、各カップルの行動範囲、巣の場所、採餌の場所、羽根休めの場所は決まっている。したがって各個体の観察は他の野鳥よりははるかに行いやすい。