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球磨川・川辺川流域のヤマセミは通年つがいで行動する-4

 球磨川流域のヤマセミの飛翔力は他の地域と比べて格段に高いと思う。そのスピ-ド、飛行距離、飛行時間どれをとっても広い川幅が成せる業か?球磨川・川辺川流域の撮影は飛翔中の撮影が圧倒的に多くなるため、三脚+デジスコで撮るより300mm程度のズ-ムを装着した一眼デジタルカメラの方がシャッタ-チャンスは圧倒的に多い。ましてや、余程タ-ゲットが決まっている事合でもない限り迷彩テントから狙う必要はない。その代わり、球磨川本流を飛び交うツバメの追い写しなどの訓練と慣れが必要。同時に根気よくヤマセミの習性と生活状況を読んで採餌行動ポイントを数日来の天候などと川の状況から推察しなければ出遭うチャンスはない。その意味からもヤマセミの生態観察の積み重ねは非常に重要だ。