ヤマセミは超綺麗好き-2
漁師の網干し竿の上での身繕いと一緒で、やはり人吉特有の濃霧の朝舫い舟の上で採餌の合間に行う身繕いも結構時間をかける。この時は採餌のみ込み後9度も水浴びを繰り返したのち羽繕いを約5分間続けた。舫い舟の傍ではヒドリガモやコサギがのんびりをしている。晩秋の人吉の球磨川本流ではこのような風景が毎朝繰り返される。この時はまだ刺し網漁の小舟が舫ってあったが、年を越して1月に同じ場所を訪れたら小舟も網干しの竿も撤去してあった。したがってこういうシーンを撮影できるのは、ほんの限られた期間しか可能ではない様だ。