架線への戻り方
世間ではクリスマス・イヴの準備をしている頃だろうか?夕刻の採餌ダイブから夕陽を浴びてダイブポイントの架線への戻りを撮影できた。秒間コマ数6コマのフルサイズで撮るとこうなるが、実際はもっと羽ばたき回数が多いような気がする。こういう観察はムービーには適わない。この山間部のポイントでは朝晩数回のダイブでかなりの採餌が行われている。別の項でも説明したがヤマセミの足は「合趾足=ごうしそく」と言って3本の指がくっついていてアカゲラやコゲラのようにしっかりと留まる場所をホールドできない。したがってこういった架線の上に留まるのも風邪が強い日には非常に困難で、何度もバランスを崩すのを撮影している。その意味からするとダイブの瞬間より着地の瞬間の方がはるかにぎこちなく危なっかしい。