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ホバリング-その2

 対向ページの連続シーンだが、この時のホバリングは随分長かった。コマ数にして途中で再度ピンと調整したりしながらの60コマ以上だから15秒以上だったと思う。最終的にオイカワのメスの大きなのを採餌した。この間同じ場所でず~っとホバっていたわけではなく、空中で左右に移動していた。上下動は無いが、左右移動、その場での向き変えを頻繁に行っていた。狙った魚の水中の動きに自分を合わせていたのかもしれない。流れは完全に底まで見通せるほど澄んでおり、我々の眼でも魚は見えると思うくらい綺麗な球磨川に戻っていた。冬の光は真昼でも太陽が低いので、横から当たるため立体的に写るので多少背景がうるさくても観察しやすい。