腹ばい飛行
ヤマセミの奇妙な飛翔を幾度か目にしている。水面すれすれを全然羽ばたかずグライダーのように滑空するのだ。この行動に入った時は声は一切発しない。この日は対向ページの採餌に繋がる奇妙な飛行でもあった。この翌年、繁殖シーズンに交尾直後メスがこの飛行を2度ほど繰り返したのち7秒間も泳いで身を清めた場面を撮影したが。状況は随分違う。以前WEBサイトで山深い谷川で狭い水路を行ったり来たりする似たようなシーンがアップされていたが、鳴きながら飛んでいたので少し状況が違うかもしれない。球磨川本流のように広い河川ではあちこち勝手に飛び回っていた。何かの意味があるに違いないが、この後雷が落ちたとか、地震が来たとか、急に魚が湧いて出たというようなことは無かったように思う。単なる気まぐれだったりして。