● 川舟の周りは野鳥サロンか?
球磨川本流には随所に川漁師の舟が舫ってある。夏季の鮎刺し網漁が多いようだ。刺し網漁は浅瀬に玉石を積み上げ鰻塚(=うなぎづか)を設け、それをベースに網を渡して漁を行うもの。そのための川舟は野鳥たちにとって格好の採餌場であると共にサロンとなっているようだ。漁師さんたちは早朝に網を上げ午前8時半には現場を離れる。その後の舟の周りはご覧の通りの風景が繰り広げられる。この場面実際は3羽共に小舟の周りの浅瀬の小魚を狙っているのだろう、決して右のコサギが川に落とした車のキーをヤマセミが一所懸命探してあげている・・・・のではない。