● 球磨川土手はコミュニティ
人吉市内を流れる球磨川本流の土手は街中に有りながらこのように早朝は野鳥の天国となる。この3種の野鳥はすべて川の水生生物を主食としているいわば競合種でもある。しかし、同種同士の激しい縄張り争いがある一方で、このように採餌に関しては異種間の縄張り争いは無く、至極平和なコミュニティを形成している。これを撮影されたのは、人吉で医院を開業されている辻正彦氏。毎朝8~9kmをカメラを提げウォーキングされながらヤマセミを中心に野鳥観察をされている。そうして、そうして、毎朝のヤマセミの動向をメールで送って下さる。だから東京に居ながらにして目をつぶると見慣れた球磨川土手のヤマセミの毎朝の行動が目に浮かぶ。これが毎日なのだ。