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● これぞヤマセミの意地!プライド!良くやった!

30分前にせっかく獲った獲物をトビに強奪されたヤマセミのオス。その後を追いかけて撮影していた目の前でホバリングからダイブ。何と上がってきたヤマセミは大きなオイカワをオス・メス2匹咥えているではないか!先ほどトビに持って行かれた分、ちゃんと帳尻を合わせたのだ。なんという根性!なんという執念!もう涙が出るほどの感動を覚えた。正直野生の生態にこんな浪花節の様な現実が有ろうとは思いもしなかった。あまりに出来すぎた話なので人に話しても信用されまい。しかしデジタルカメラの時代になって記録が全てデータとして残るため、今日の全コマを観れば、撮影時間その他、背景が同じ事、同じ場所で別のヤマセミが採餌するわけが無い事などを証明できるので、同じ個体が30分前の雪辱を果たした快挙を必ず判ってい頂けよう。手が震えてちょっとピンボケ。