左のページの巣穴掘りの途中経過がこの画像群。二羽連れ立って穴に向かう事が多く、連続攻撃を仕掛けている様だった。普通の峡谷などでの巣穴だととてもではないがこちらの姿を見せたまま観察は難しいと思う。それが人吉のヤマセミは川の対岸からの観察をあまり警戒しないで一部始終を許してくれた。この崖は岩の崖でありそのごく一部に岩の割れ目から流れ出た土がたまって層を成している所が存在する。彼らはその部分に穴を掘り始めた。堀初めには絶対無理だろうと思われたが1 か月後に再訪した時には見事に完成していた。まだこの巣穴を活用しているか否かは2013 年の繁殖期になって確認していない。堀始めは大きな穴だが完成された入り口は小さめの他のヤマセミの巣穴と同じになっていた。