● 子育て活動-9 幼鳥同士の給餌活動
一連の球磨川本流での子育ての最中の観察事項のひとつ。球磨川本流の対岸距離150m 逆光なので画像的には苦しいが幼鳥同士の面白いシーンを観察撮影できた。この家族は毎日幼鳥が増えて4 羽が巣立ったようだが、先に生まれたお兄さん格が後から生まれてきた弟分に給餌をしたシーンを撮影出来た。樹上には3 羽が写っている、左の脇の下が褐色の幼鳥2 羽(両方ともオス)のうち一番左の個体が口に餌を咥えており、真ん中の個体がそれをねだっている。右下の画像のように口移しで渡すのだが、結局この時は受け渡しに失敗して餌を下に落としてしまったようだ。貰い損ねた幼鳥が鳴き叫び、渡しそびれた年長格が困った挙句飛んで行ってしまうまで撮影できている。巣立ちには、そう日数に差が無いと思われるのに先に巣立った方は既に自力で採餌できているのも確認しているので、この時期の1 日の進化はものすごいモノだと感動すら覚える。